🔔 小説家・平野啓一郎がボードレール『悪の華』を解説するライヴ配信を開催します。
【7月26日(金)19:30〜】

🔔本文をスライドで映し出しながら一緒に読むスタイルで進行しますので、未読の方の参加も大歓迎です!

🔔 まずはこのライヴ配信だけ聴いてみたいという方に向けて、初月料金を割引した「1カ月お試しプラン」をオープンします!

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平野啓一郎のナビゲーションで世界文学を読み深める「文学の森」。
2024年7月26日に開催するライヴ配信では、平野啓一郎がボードレールの伝説的詩集『悪の華』を解説します!🇫🇷

内容が刺激的なあまり、発売と同時に風俗壊乱の罪に問われたという問題作ながら、後世の芸術家から圧倒的な支持を得て、現在に至るまで名作としても読み継がれている『悪の華』。

本作をもって近代詩の歴史が始まり、社会道徳規範に忠実だった詩の世界が、純粋な「美しさ」に向かったとも言われています。

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名前はよく聞くし興味はあるけれど、なんだか難しそうだし、そもそも詩ってどう読んだらいいのかわからない、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、ボードレール学会に出席して講演を行ったこともある平野啓一郎が、初心者にもわかりやすく、『悪の華』の魅力を解説します。

いつかは読んでみたい不朽の名作。この機会に一緒に読んでみましょう!

われらが心を占めるのは、われらが肉を苛むは、
暗愚と、過誤と、罪と吝嗇――。

近代生活の憂鬱と絶望、異教的官能とキリスト教的神秘観、頽廃の美と叛逆の情熱を謳って、新しい美の戦慄を創造した「悪の華」は、象徴派詩人のバイブルとなり、“罪の聖書”とも“近代人の神曲”とも呼ばれて、その影響ははかり知れない。ここに描かれる怪奇、極悪、陰惨の世界は、腐肉の燐光のように輝く、息詰まるばかりに妖しい美の人口楽園である。

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※翻訳は、堀口大學、福永武彦、安藤元雄など豪華な面々が手がけています。それぞれ読みやすいものをセレクトしてください!



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※リアルタイム参加できない方に向けて、アーカイブ映像を公開します。「文学の森」参加後は、過去35回のライブ配信アーカイブも合わせてご覧いただけます。

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