🔔 平野啓一郎のナビゲートで世界文学を読む「文学の森」、6月のライヴ配信はプラトン『饗宴』をテーマに開催します!
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『饗宴』は、「愛とは何か」を語る"飲み会"だった?
世界最古にして最高の恋愛論
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文学の森、2025年6月のテーマ作品は……プラトン『饗宴』(光文社古典新訳文庫)です!
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古代ギリシャを代表する哲学者プラトン。その代表作である『饗宴』は、プラトンが「聞き手」となって、ソクラテスをはじめ哲学者たちに「愛とは何か?」を語らせた対話篇です。

個性豊かな登場人物たちと、ユーモアに富む熱い議論。例えば「プラトニック・ラブ」という言葉も、この作品をもとに生まれたものだったりします。

ゲストは哲学者の苫野一徳さん

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今回は、哲学者・教育学者の苫野一徳さんをゲストにお招きしての対談形式です。

苫野さんは、「多様で異質な人たちが、どうすれば互いに了解し承認しあうことができるか」を主なテーマとして研究する哲学者。著書『愛』(講談社現代新書)でも、幼い頃から「愛とは何か」という問いを苦しみながら模索してきた経験について書かれています。

文学と哲学、異なる分野で「愛とは何か」を考えてきたお二人の対談をお見逃しなく!

苫野一徳(とまの・いっとく)
哲学者・教育学者。熊本大学大学院教育学研究科准教授。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了。著書に、『どのような教育が「よい」教育か』(講談社)、『勉強するのは何のため?』(日本評論社)、『教育の力』(講談社現代新書)、『「自由」はいかに可能か』(NHK出版)、『子どもの頃から哲学者』(大和書房)、『はじめての哲学的思考』(筑摩書房)、『愛』(講談社現代新書)、『NHK100分de名著 苫野一徳特別授業 ルソー「社会契約論」』(NHK出版)、『未来のきみを変える読書術』(筑摩書房)など。

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平野啓一郎のコメント
『饗宴』は、哲学史の古典的名著という荘厳なイメージがありますが、読んでみると、非常に面白いんですよ。

古代ギリシャとはいえ、話しているテーマが「愛」とか「恋」ですから、結局のところ現代のあまり変わらないなという感じで、私たちにとっても身近で共感できる話がたくさん出てきます。みんなで読んで語り合うと、より楽しいはずです。

後世の多くの書き手が引用しているので、これを読んでおくことで、他の読書にも役立つのではないでしょうか。


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