三島由紀夫の良いところも悪いところも、すべて凝縮したような小説たち──


文学の森、2025年3月からのテーマ作品は……三島由紀夫の自選短篇集『花ざかりの森・憂国』(新潮文庫)を読みます。Amazonはこちら



2025年は、三島由紀夫の生誕100年。
文芸誌「新潮」2月号でも、一冊丸ごと三島特集が組まれるなど、今あらためて読み直す機運が高まっています。

そして三島といえば、平野さんにもっとも強烈な影響を与えた小説家。
「文学の森」もこの流れに乗らないわけにはいかない!ということで、三島由紀夫の自選短篇集『花ざかりの森・憂国』(新潮文庫)を取り上げます。

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平野さん曰く、「三島は長篇が注目されがちだが、短篇も抜群に上手い」とのことで、特にこの自選短篇集は、「どの作品も語りがいがあるので、どの短篇をピックアップすべきか迷う」とのこと。

今なお世界でもっとも広く読まれる日本人作家の一人である三島由紀夫。
生誕100年という節目をきっかけに、一緒に読み深めませんか?

三島の長篇は苦手だけど、短篇なら面白く読めるという人も多いそうなので、「じつはちょっと苦手」という方も、もしかしたらこのクールをきっかけに三島文学の虜になるかも…!?

【今後のイベントスケジュール予定】
3月28日(金)19:30~21:30    平野啓一郎が一人で解説する回
4月?日(未定)19:30〜21:30    ゲストと語る対談回