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三島由紀夫 × 安部公房 × 大江健三郎
我々は何のために小説を書くのか?────
三人の世界的作家による、比類なきダイアローグ。

平野啓一郎のナビゲーションで世界文学を読み深める「文学の森」。
2025年4月30日に開催するライヴ配信では、文学研究者の阿部公彦さんをゲストにお招きして、『文学者とは何か』(中央公論新社)をテーマに語ります!


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本作は、日本を代表する三人の文学者、三島由紀夫、安部公房、大江健三郎による鼎談・対談を収録した対話集。昨年刊行され、大きな話題になりました。

今回は、本作の解説を書かれた、東京大学教授で文芸評論家の阿部公彦さんをお招きして、対談形式で語ります!(阿部さんのXアカウントはこちら

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【平野啓一郎による紹介コメント】

三島の小説は多くの方が読んでいると思いますが、対談もすごく面白いんですよね。当意即妙で、相手の言ってることに対する答えが非常に面白くて、20代の大江さんとの対談などとても興味深い。

大江さんは生前も三島のことをよく言いませんでしたが、一方で、三島事件のことを一番気にし続けてたのも、大江さんなんですね。そういう意味では、反発しつつ、意識してた作家なんだと思います。

安部公房との対談は、40代になってからで、三島も非常に気の合う、知的に刺激を受けられる相手として対談を楽しんでいることがよくわかる対談で、読んでみるとやっぱり、「昔の作家は頭がいいな」と思わされます。三島が「自分には無意識っていうのがないんだ」と豪語した話は有名ですが、それを語っているのも、安部公房との対談の中なんです。

三島由紀夫生誕100年の節目に、ぜひこの本を一緒に読みましょう。


日本文学を読み深める上で避けては通れない、三島由紀夫、大江健三郎、安部公房。
対談・鼎談を通してその思想と人柄に触れることで、小説への理解もより深まるはずです。
ぜひご一読の上、ライヴ配信にご参加ください!


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